手彫り印鑑「匠の印」

手彫り印鑑と聞くと、どうしても言葉の響きから印鑑を彫る技術がすごいのだろうと思う方が多いのですが、実は印鑑を彫る印章作家と言われる人たちが本当にすごいのは、印鑑（印面）という限られた面積の中に表現する文字の美しさと芸術性にあります。彫る技術はどちらかというと付帯的な技術に近いのです。もちろん彫る技術も文句なしに素晴らしいものです。

印工房キムラがお願いして彫っていただく印章作家の先生もその芸術性（技術）は折り紙つき。
10年以上の修行でようやく一人前と言われる手彫り印章作家の世界で、若干３２歳で印章競技会最高峰と言われる「技能グランプリ」での最高賞「労働大臣賞」を受賞した日本でも最高レベルの印章作家のひとりです。まさに手彫り印鑑の「匠」というのにふさわしい技術をもつ方です。

印章作家の手彫り印鑑の印面は全て一期一会、同じ名前でも同じものは一つとして存在しません。
それは印鑑のオリジナリティであり、セキュリティーの面にも大きく影響する印面デザインに多大な時間をかけるからです。
印鑑の品質を決めるのは印材ではなくて印面です。
印面の文字のバランスとデザイン性のクオリティとオリジナリティが一番大切。小さな印面の上に美しくバランスを取って文字を配置するのは芸術です。

そんな素晴らしいハイレベルで作られた印面を彫刻し、印鑑にすることで、本当の意味でのオリジナルなあなただけの芸術性と格調の高い印鑑（印面）が出来上がるのです。
美しい印面だけでなく、そのデザイン性の高さと彫の技術の精緻さからコピーがほとんど不可能な最高レベルのセキュリティを持つ印鑑でもあります。

まさに、印章作家の造る印鑑はオンリーワン。
持つことを誇れる最高レベルの印鑑なのです。